Steemit-JP Community Organizer moromaro 氏
趣味で始めたGPUマイニングが気づくとASICを数十台集めた小規模ファームにまで発展。 様々なプロジェクトのマイニングやノードのセッティングを繰り返す中で、マシーンを使わずにブログを書くことで報酬がもらえるSteemitの「プルーフ・オブ・ブレイン」と言う新たな考え方を知り2017年からブロガーとして活動。 Steemitとは Steemitとは、記事を書くと報酬として仮想通貨がもらえるブロックチェーンSNSサービス。 2016年3月のリリースから2年間で登録アカウント数は100万を突破し、総報酬額では40億円を超える規模となった世界最大のブロックチェーンSNSサービス。
Steemit
コミュニティの立場で、どのように運営しているのか。今までお話されていた方々は運営側なので、使う側がどう理解して、発展させているのか聞いていただければと思います。
資料は後ほどアップするので細かいところは見てください。
#techain
— @moromaro【Steemitブロガー × トークンエコノミスト】 (@moromaro6) 2018年7月13日
本日の資料です。#Steem #Steemit
Steem #1 https://t.co/Yz9SgnHSOr
Steemの全体像 Steemitについて Steemブロックチェーンについて
3つの言葉の定義
- STEEM
- 取引所で使っているようなトークン
- steemit
- アプリケーション(ブログ
- Steem
- Blockchain
個人間での取引はSTEEM、ブロックチェーンの上で動いているのがsteemit。steemit以外にもdlive や dtube などが動いている。
Steemitは記事を書いて報酬をもらう世界最大のSNSサービス。
2016年3月にスタートしたブログサービス。ブロックチェーンのプロダクトの歴史から考えると老舗の部類。以前BitSharesを作った人が作ったメンバーの一人。いまはEOSのCTO。
STEEMは現在1000000アカウントを超えている。仮想通貨が12月をピークに金額が下がる中で、年明けてからアカウントが増えている。 年末ぐらいに入ってきた人たちは儲かるかと思ったらうまくいかない、いろいろ調べていく中で、日々の活動が報酬につながるならやってみようかなということで増えていった印象。
どれだけ使われているか。大きく3つ
- 毎日
- アカウント1万増加
- 5万記事
- コメント12万6千
報酬どれくらい?
これまでの総額: 40億の報酬がSTEEMとして支払われている。
日本で毎日書いたら、300円〜500円/日ぐらいの報酬になる。月1万ぐらいかな
世界では、サーフィンでSteemitに投稿しながら暮らしている、旅しながら、とか。月間で60〜90万ぐらいの人もいる。夢のあるブロックチェーン。
アート、ミュージシャン、研究者、学生、スポーツマン、地域活性化、途上国などでの利用など。
最大の特徴は、ALISさんとかと一緒だが、投稿、いいねによって報酬が得られる。著者だぇでなくキュレーターも報酬がもらえる。
キュレーターの仕組みも面白い。良質な記事にいち早く「いいね」すると報酬をもらえる。
コンテンツが埋もれていて報酬がもらえない、ということが、キュレーターに報酬を与えることで防ぐ。
キュレーションの報酬を見てみると、イイネを押すだけで、1日200円とか、月額6000円ぐらい得られる。これは面白い仕組みだと思う。
ユニークな記事、日々のフード、ランチ、アートなどを乗せるだけでも報酬が得られる。
コミュニティの活動も面白い。中にいる人達がコメントし合うことでコンテストが自発的に行われたり、ラジオを作ってお互いに出演し合ったり、報酬をさらに良いことに使おうと行ってミートアップの寄付金に用いられたり、震災に寄付したり、そうしたエコシステムが起きている。
JAPANESE COMMUNITY起こしているので興味があればご参加ください。
ブロックチェーンについて
ホワイトペーパーには、報酬によって参加者同士の活動を促しコミュニテイ構築をサポートする基盤、と書かれている。
コミュニティを自発的に回す仕組み。
事実活用度では、Blockfolioで見ると、STEEMがトランザクション数ではいろいろなチェーンの中で一番使われている。
- 覚えて帰って欲しいSteem Blockchainのポイント
- Steem Blockchain上には多くのアプリが存在する
- Steemはアカウントが一つあればどのアプリでも使える。
steemit以外のアプリケーションもたくさんあってよく使われている。
アプリを使いたいと思ったら、一つのアカウントをブロックチェーン上に作れば、投稿はどのアプリでも出来る、いいねも出来る。どのアプリでもSTEEMがもらえる。 ブログが続かなくても、動画や写真など、得意なことを活かせば良い。
どこで何を投稿したとか、誰にどれくらいいいねしたとか、そうしたことがすべてブロックチェーン上に刻まれている。
得たSTEEMは、換金するのもよいが、いろいろな活用方法がある。Shopでグッズを買ったり、クラウドファンディングでプロジェクトに参加したり、ペイメントでショップの支払いに使ったり(マレーシアのハンバーガー屋ではSTEEMでハンバーガーを買える)。 レベルもある。まだ活用方法は無いが。今日面白い情報があった。ByteballがSteemのレベルによってAirDrop、割引サービスしますよということがあった。評価が正しく行われる基盤の上でアプリが動いていれば、他のブロックチェーンやアプリから利用できる。というのがブロックチェーンの面白いところ。