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ブロックチェーンのスケーリング最前線 #nodetokyo Day1-12

By Danny Ryan Core Researcher, Ethereum Foundation , Jarrad Hope Co-Founder, Status , Adrian Brink Technologist, Web3 Foundation & Polkadot , David Knott Plasma Researcher , Lane Rettig Developer, Ewasm / Founder, CryptoNYC

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Lane:Ethereumコア開発をしています。このメンバーと共に深く重要なトピックを話したい、スケーリングです

Jarrad: StatusのCoファウンダーでSerenityのサポートをしています。スケーリングで気に入っているのはPlasmaのところ、大きな目標になっていて明確な方向性が見極められてないですがNFTのStateをいれていくというところが興味深い

Brink:セキュアデータセット、もともとはCosmosで仕事をしていました。好きな技術はIBCを通じてつながっているIndependent Blockchainです

Danny:いまリサーチで気に入っている分野はSerenityシャーディングシステムでクロスシャードコミュニケーションをしていくというところ、いろいろな提案が出てきている。

Lane:あるスケーリング技術に深く入る前に、スケーリングの目標はなにか、スケールされたブロックチェーンはどのようなものか考えのある方

Danny:ブロックチェーンで成功したものは分散化をある程度維持しているものだと思います。そうでなければ非効率。分散化されたシステムのコンセンサスを維持するものと言うことになる。スケーリングには色々な試みがあるが、スループットを上げると分散性が下がる、そうなるとAWSで良いという話になる

Brink:そのとおりだと思います。どのようにスループットを増しながら分散化を担保するか

Jarrad:携帯でPoCをやったときはそうです、Nodeをモバイルでやったらどうか。

Brink:スケーリングソリューションはフルステートをモバイルクライアントで実行しなくて良いものだと思います。

Lane:TPSは一つの指標だと思いますが、唯一なのか、ほかのしひょうがあるのでしょうか、たとえばアプリケーションのトランザクション、最大ユーザーなど

Brink:スループットは良いと思います、必要だと思います。ただしほかにあるとしたら、開発者にとってのスケーリング。

(Davidが参加)

Brink:スケーリング自体が開発者に必要なもの、Serenityでもなんでも、利用できるかだと思います。

Danny:もう一つスケーリングはコストだと思う。物理的なインフラとしてマイナーも投資しているが、セキュリティを担保するためのこすつである。PoSで研究していくと、このほうが効率がいいとわかった。プロトコルで維持しているアセットを考えると、ペナルティを課すということを考えるとコストを効率化することも重要だと思います。

David: (自己紹介)スケーリングで好きなものは、EthereumはシングルスレッドだがSharedConsensusなどが重要だと思います。これは技術的な用語だが、同じセキュリティを担保しながらシングルスレッドのブロックチェーンの中で複数のスレッドがあるということ、シャーディング(?)

Lane:今のスケーリングについてお話を伺いたい、現状のスケーリングについてどう思うか

Jarrad:CryptoKitteisでかなりスローダウンする

Danny:重要なのは問ですね、セキュリティは担保されているが、使うと、ネットワークの中でどのような今サンサスを撮っていくかに関連するがLayer2テクノロジを使ってスケーリングをどのくらいやるか、量にもよる。

David:Dannyから話があったが問はセキュアだという話があったが、チェーンの中で何を保存するかだけでなくて、バイナリ、オフチェーンでもデータベースでも直接これを保存しようということになるがLayer2は最初のステップで、それからそれぞれのセキュリティのプロパティということでそれぞれに移行していく、様々な選択肢が出てくると思います。このステートについてはここのマッチングになるので、このコストはこうだとか。

Lane:それぞれのカテゴリにどれくらいセキュリティが必要か分けて考えるということですね。Layer1 対Layer2という話が出てくる、異なるレイヤーのテクノロジはどうですか?

Danny:Layer1はコンセンサスアルゴリズムが分散しているということですね。コンセンサスレイヤーを活用しようということですからコアの、単一のプロトコルで活用していくということですねPoSとか。Layer2のソリューションはLayer1をベースに強化するもの。

David:StateTransitionをもっと高速にすることが可能だと思うが最悪のばあいコラプトする場合がありうる

Danny:オフチェーンで複雑なものを活用していこうという話だとも居ます。こちらはゲームをやってオフラインでプレーしようということになると思います。オフラインで行っていくときに、メインチェーンをもう一度ここで通信仕様となるとLayer1ということになる。シンプルだとそう。複雑になるとStateがどうなるかといういろんな問題がでてくる。Layer2のソリューションの理想的には、最初のトランザクションがあり、チャネル上に残っていて、複雑なものは全部Layer2に残っているのが理想だと思う

David:ベースレイヤーのソリューション、依存するプロトコル自体が何が起きているのか認識できれば理想的だと思います。Ethereumeは予測しているわけだが、Ethereum自体は正確にこれは情報を補足するのが難しい。これは実際重要です。Dannyが行ったように、Layer1の高等システムを扱えなければいけない?依存しているものを作る場合

Danny:たとえば紛争を解決するなら、ブロックチェーン輻輳していれば、FCoin?良いんですけど、紛争解決に1週間かもしれません。ブロックチェーン輻輳を認識していないかもしれません

Lane:たいおうできるものはあるか?

David:EthreumはブロックハッシュにアクセスできるのでBondingSchemeを使うことができます。GasPriceはベストな指標ではない。これをプロトコルに入れるのは難しい。Ethereumのばあいベースプロトコルを変えなければいけない。今はその方向に行くという方向には向かいそうになり。技術的には簡単には作ることはできます、しかしブロックがどれだけいっぱいになっているかによって解決できるのか。 複雑な問題だと思います。一つ検討する際には、今まではネットワークの輻輳やデマンド、プロトコルそのものの話をしてきましたが、それ以外は参加しているEthereumの場合はマイナー、が実質的なバリデータになります、GASの指標をプロトコルに入れることもできるが、誰が何を入れるのかを判断することになるのでそこも注意する必要もあります、マイニングプールが大きい場合、スケーリングを大きくするインセンティブがなかなかない。というわけで1年以上話が続いているわけです、今でも作業が進んでいるのはそこが原因です

Lane:Layer2ソリューションで動いているものはありますか、

Danny:一般化されたソリューション、CustomStateChannel、単一目的のLayer2はある。

David:SpankChain?StateChannnel付き、トークンセールをやったと思う。Layer2で機能しているものもあるが

Brink:Layer2ソリューション、今まで話したものはEthereumセキュリティコンテキストにアプリケーションがあって Ethereumのセキュリティコンテキストを引き継ぎたくなければできるが自分たちのセキュリティモデルを考えないといけない。

Lane:Layer1を作って具体的なアプリケーション向けにしていく。サイドチェーン、Layer2のソリューションですか

Brink:サイドチェーンでセキュリティを受け継ぐのは、独立したものであれば、Layer1, 2にたいしてどういうのかということになります

Lane:zkSNARKSとか、ゼロ知識証明...についてなにか考えはありますか

David:Plasmaの観点では楽しみにしています。インタラクティブゲームでこれが起きました、ということを解決していくが、zkSNARKが0知識だとすれば、RootChainで何が起きているのか最初に出してもらいます。無効なトランザクションが発生しない。zkSNARKSやzkSTARKSはコンピテーションを解決できる。たくさんのことがオフチェーンで起きていて、それが正しく起きたことを証明できる。オンチェーンになったときにたくさんのコンピテーションを小さな領域に入れることができる。

Danny:面白いテクノロジーでおそらくSecurityScalingSolutionとして重要なものになる。グリーンな領域なのでいろんな事ができると思います。

Lane:新興テクノロジと言えると思いますね。いろいろ探っていく勝ちがあるのではないかと思います。最新のテクノロジも、プロジェクトから色々なコントリビューションがあるとわかりました。パネルでもわかりましたが、時間がかかってどれも役に立たないのではないかと考えている人もいるかも知れないが、逆に言うとチャンスがある。分散型の特質を持ちながらスケーリングができると大きな可能性がある、期待の高い、潜在性のたかい市場、領域なので色々期待できるのではないでしょうか。話題を変えて、将来、Shardingだとかについてどうお考えですか?

Brink:組み合わせについて、単一のソリューションがフィットするとは思っていません。StateMachineはできるだけアプリケーション開発者もフレキシブルなものが必要だった。StateMachineについては、サブストリーム、コントラクトを含めていろいろな可能性がある。もう一つ考えていなければいけないのはセキュリティだと思います。リスクが高いものになっていくわけです。同じセキュリティゾーンに入っているのはリスクが高くなる。選択肢があるべき。

Danny:おっしゃるとおりだと思います。違う観点からお話するとネットワーク効果を考えると、同じチェーンに単一プロトコルの中に膨大なものが存在することになると、複数のプロトコルよりも状況が違ってくると思います。改善もされていくと思うが、すぐに規模の経済を活用してSingularChainになるかというと、効果はあると思うが、

Jarrad:チェーンの規模事態は大きくなっていくと思いますね、ブロックチェーン自体もインターネット的になっていく

Danny:セキュリティ機能がより高いセキュリティ、アプリケーションでどんどん大きくなることを考えるとPoSのほうがセキュリティが高いということになるが、そのチェーンに必ず行かなければならないということではあってはならない

Brink:経済的観点でどのように運用されていくのか、いくつかの全く同じものの中に入ってしまうのは、単に

Danny:PoSをどう実験していくかも必要になってくると思う

Brink:ネットワーク効果の話があったがモノリシックなセキュリティモデルではなく、インターネットも同様だったと思うが、こんな素敵なWebサイトがあるから参加しようという話だったと思うが、それが同様だと思う。同じセキュリティのコンテキストでも、一箇所から別のところに同期しているということがあれば、ジャンプするということではなくて、ユーザーがどう感じるかがだいぶ変わると思う。 インターネットを別にするのではなくて、プロトコルが単一のプロトコルとしてTCPなどをすべての人が使う。 インターネットについてはどうなるかわかりませんけれども。

Lane:スケーリングはまだまだ様々な研究が行われるオープンな領域だと思いますし、皆さんも是非貢献してもらいたいと思います。