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各国のブロックチェーンコミュニティ #nodetokyo Day2-7

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Yusuke: 各国のブロックチェーンコミュニティのハブになっている人たちでブロックチェーンコミュニティについて話していきたい。

QJは上海、EricaはKryptoSeoul、来週このようなカンファレンスをする。急遽出てもらうことになったLaneはニューヨークから。EthereumFoundationのコントリビュートもしながらコワーキングスペースも運営している。

Lane: EthereumのCoreデベロッパです。コミュニティもやっています。テクノロジは素晴らしいがそれが何のためなのか考えることが大事、コミュニティだと思います。2017年ニューヨークに居たが、いろいろなMeetUpへいって色んな人に会いました。市場が高騰していた。いろいろあったが、Builderからみると質は低かった。クリプトNYCを作って、いい人たちを集めて、精算的なトピックを取り上げたかった。色んな人に入ってもらって多様性を確保すること。NYCでのデベロッパコミュニティを作りたかった。将来なるべく多くの人に享受してもらいたい。

Erica:コミュニティに入ったのはMeet up 開催ホストから。ポストICOプロジェクト、健全なリレーションシップを韓国でコミュニティと保つ。リテールに注目している。より健全な長期的な環境にしたいと考えました。会社を立ち上げ、50のMeet up を開催、Omise go、Quantstamp、RSKなどたくさんのプロジェクトのホストとして開催できていることを嬉しく思っています。

QJブロックチェーン.infoというのを覚えていますか、その当時、ビットコインのExprolerとしてはじめました。トランザクションをチェックして。すべてをダウンロードしなくても良い。そしてウォレットになりました、プライベートキーを保持しなくても良い。その後Ethereumがローンチして唯一のホワイトペーパーのステージになり、我々も様々なプロジェクトを手伝いました。私とそれ以外のパートナーが出資してコンソーシアムによって中国でより安全な道ということでICOをやったところで禁止されました。こうした経験がどんな現実世界で問題があって準備がまだできていないのかを理解することとが出来ました。VCを作ってコミュニティに関わりECFということでリソースネットワークを作り、皆さんがあまり聞いていない、でもサポートを必要とするプロジェクトに関わるようになりました。海外でコワーキングスペース、NeutorinoTokyoがありますよね、物理的な施設がほしいと思ったのです。コワーキングスペースがほしいと。なぜかというと、カフェのようなもの、コーヒーショップでメイドカフェは収益性が高い、誰に対してサービスを提供しているかを見て収益性を高めるか。私のような人間はよく主張する人間なので自分の場所がほしいと思いました。グローバルなメンバーシップで誰でもコワーキングスペースに参加できます。 コミュニティブルディングの支援しています。

Lane:なぜコワーキングスペースなのか、バーチャルなのになぜ物理的スペースなのか。信頼なのだと思います。毎日近いところで作業することが価値がある。

QJ:いろんな大きな変化があり、進捗は遅い、私達はタダの人。場合によっては人に合うときはバイアスがある。バーチャルが故により多くの人にあって理解したいと思う。3,4週間に一回ぐらいあってますよね。

Yusuke:彼女は日本の歌が上手いんですよ。私も以前はVCにいました、学生の頃。そのころOmiseのジュンさんに会いました。昨年コミュニティビルディングを日本の市場向けにはじめました。若い世代にフォーカスを当てて20のミートアップをホストしてきて、100人ぐらいの人が参加してきました。NodeTokyoの運営もしているので、皆さんよくお越しくださいました。

Erica:韓国にも同じようなコワーキングスペースがあります。Nomce?、CryptoSeoul.. 信頼できる人々をつなげる。トラストレステクノロジで適切な人材をつなげ信頼を構築するのが重要だと思います。こうした業界では信頼を生むのは難しく、勝ちがあると思っています。

Lane:エコシステムの中の役割として、まだ我々のコミュニティの一部ではない人たちと会う、金融機関やGoogle, Amazonの人たちと会う。そうした人たちに正当性を理解させなければいけない。

Erica:わたしたちCryptoSeoulでは大学に良い企業を紹介します。ミートアップをしてもらいます。これに寄って開発者の啓蒙にもつながると思っています。将来の一緒に協力する機会を生むと思っています。

Yusuke:ブロックチェーンコミュニティの特性、日本では昨年末まで投機的な投資家の市場でありました。今年からより、開発者、若い人、学生が興味を示しテクノロジに参加されています。どういった人たちが参加していますか?

Erica:似ています。90%が投機、10%が開発、が去年。いまはデベロップメントが増えている

Yusuke:草の根的な活動が増えてきました。会社とかblockchain.tokyoとか各自開発者向けカンファレンスをしている。東京大学慶応大学早稲田大学など、こうしたことは韓国でも起きていますか?

Erica:どの大学も韓国であれば学生グループがあります。20大学以上あると思います。すべての学生たちの代表とも話をして、カンファレンスに招待して、皆さんやる気があります。学生たちがいかに熱心かわかると思います。投機的な環境ですが、製品をしっかり構築したい、教育などが重要

Lane:歳をとってくるとみんながやってることをやる、仕事を見つけて家庭をもってということをするが、若い人たちはもっと違うことをする、周りを見てなんでこんな事しているんだろうと考える。NYや香港で話をすることがあるが、本当に将来こうしたことを担う人達が来るんじゃないかと思います。 コロンビアやフィラレルドフィア、スタンフォードも広がっていると思います。

QJ:中国は規模が大きいと思います、投機に関わってくる人も多い。2つにコミュニティが別れている。システムに賛同する人たち、いろいろなロジックの規制とかがあったときいろいろな企業がブロックチェーンのプロジェクトを発表したり、政府の方からもやれという要求がありました。反対に草の根的に動いている人たち、将来金持ちになりたいという夢をベースに動いている人たち。価格をどのようにするかということだけではなくて、本当にブロックチェーンが中国で成り立つか信じきれないとなりますと、いろいろな、いま、支払いの制度とかがあります、政府は社会をなるべく安定化しようといろいろやっている。個人レベルで対抗するようなことができるのか、それだけの勝ちがあるのか、そこでインサイダー情報を使って利益を設けるとか早く投資をするとか、最初に取引所で儲けるとか、このへんはなかなか難しい。アリババやテンセントがインターネットサービスを席巻している中で、コンピュータサイエンスを学んでいる人たちはこうしたところに入ってやりたいと、金融サイドでは投資でVCで入っていきたいと。楽観的に見ると、中国が、Vitalikやカールとかデイビッドとかのところ、本当に技術に関心のある人だけにきてもらえるのか。値段はと叫ぶ人たちには来てもらわなくていい。求めている人たちを集めるのは人口が多い故に難しい。集めると、非常に面白い質問が集まってきた。中国のコミュニティをそういった意味でこれからも伸ばしていきたい。

Lane:草の根と大手企業、NYでも同じですが、これがちょっとEthereumコミュニティの方で、大きな企業が技術を拾っていってしまうのではないのかというのが危惧されています。中国はどうなのか、日本だと生涯雇用してくれる企業に行きたいということだと思うが草の根はこれからも生き延びるでしょうか、それとも大手に吸収されるのか

Yusuke:日本では考え方が変わってきていると思います。学生たちが会社を立ち上げた。2013年ぐらいとか。大きな会社に買収されたりとか。成功したケースを知っていると思います。学生たちも、そういった大きな夢を描いて会社をやっていこうとする人達も増えてきた。すごく良いことだと思う。

Erica:日本同様に一部学生が冒険心を持って他と違うやり方をする人たちが出てきている。それでも若い人たちは韓国では安定した収入をもらって家族の期待に答えていくと言う文化は今もある。今期待しているのは一部の人達がリスクを取って自分たちでチャレンジしていきたいという人たちが居ます。というのはこうした韓国の若い人たちは最近、いまの政治的な、ごめんなさいその話はやめましょう。経済的な雰囲気、状況に反対する人達が出てきています、違う道を歩みたいという人たちが出てきています。適切な人材を韓国のコミュニテイで見つけるのはまだ難しいです。

Yusuke:何故彼女がこのコミュニテイに魅力を持ったのか、グローバールで世界中のクレイジーな人達に会えるからいいと昨日のYurikoさんが言っていました。

Lane:グローバル・ファイナンスをやっていました。どこも同じなのです。どこもこのコミュニティはグローバル

Erica:業界またがっていくことが出来ます、地域を誰が代表しているのかは重要です。多くのプロジェクトから私から知見を得たいと、韓国の人はどう感じているかわからないので、地域独特の特徴もあるし

QJ:何が起きているのか知りたいし、どんなふうに翻訳されているのか知りたい、何が実際に起きたのか確認しようとしたが、Twitterアカウントをニュース広げるためだけに作った人も居ます。中国は直接Twitterにアクセスできません。私はそうした意味で短期、あるいは5年、変わるとは楽観視していません。起業家精神を持つということに対してもです。VCがなくなっているからです。ブロックチェーンに限りません。2017年から沢山の人が大学を中退した人たちが居ます。大企業のエグゼクティブをやめるのはそんなに難しくなかったけど今は難しい。市場、従来の金融機関でも難しくなっているからです。それ以外にある感情としてブロックチェーンは偽物であると、政府が不正に対して非常に慎重な味方をしています。会社でグローバルなプラットフォームを構築している場合に人材を採用することは難しいです。イデオロギー、重要な若い人たちに対して、もしもともと国際的なカルチャーとつながっていないとしても、尊敬するものがなくてはいけません

Lane:コミュニケーションフローが世界中に広がっている、同じメッセージが世界中に共有されていると思うのは間違っています。言語もそうだし、中国の事情もそう。記事の内容が他の場所とは違うことがある。日本でもそうです。Ethereumは今現在ブランドの問題があります。どこへ行ってもEthereumと考えるかもしれませんがそれは少し変える必要があるかもしれません。コーディングも必要ですが通訳も必要。あるひとはいろいろな情報を集めて他の言語で広めたりしている。そういう人が必要だと思っています。

Yusuke:こうしたカンファレンスを東京で開催するのは意味があると思います。より若い開発者が参入している中で、TechFocusなものが東京で開催されるのは少ないと思います。たとえばDevconに登壇されるような方々が日本で話されるのはコミュニティに大きな影響があると思います。 仮想通貨はいろんな事が起きている、最初から日本で起きている、大きな市場、ユーザーの普及が広がるのは潜在性があると思っています、こうしたイベントをもっと開催したいと思います。

以上です。ありがとうございました。