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[基調講演]チーム作り – 信頼か才能か – #bbtokyo2018

Quantstampは、イーサリアムスマートコントラクトのブロックチェーン公開前にその脆弱な箇所を発見するために設計された初のスケーラブルなプロトコルである。このくつろいだ会話においてRichard Maは、最近Y Combinatorを去ったチームについての彼の見解を語る。このチームは当初2人の設立者からなる小さなものだったが後にもっとずっと大きなチームになった。Richardはホワイトペーパー執筆から、そこから75日も経たないうちのQuantstampテストネット公開までを語る。彼はこれがブロックチェーンに関わる全ての野心的な起業家に向けての起爆剤になることを願っている。

  • Quantstamp 創設者兼CEO リチャード・マー(Richard Ma)
  • Interviewed by Gabriel Yang, COO, Beyond Blocks

[基調講演]チーム作り – 信頼か才能か –

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(途中から)

中間管理職をどこから連れてくるか

メンバーが増えて管理がしきれない部分がありました

10人から30人の間は社会の反逆者のような人たちを探す、ですから自分で何事も成し遂げるような人を探していました。自分たちでその隙間を埋めることができると。

でもそれからは、企業自体はそんなに早く動かないので、エンジニアチーム10人いましたが、そこからは経験が、規模を100にんへと拡張することに実績がある人を探しました。

採用した人はネットワークも持っていました。アルゴリズムトレーニングなら履歴書を見て採用していました、質の高い開発者を探していました。でも、なかなかうまくいかない、中間管理職の場合は、紙の上で経歴が良くても実際仕事として機能する人は少なかった。

人を知っている人を採用したら、その人を採用しただけで8人ぐらいの優秀なエンジニアを採用できました。

そのような人をどうやって採用したのでしょう、引く手あまたですよね、カルチャー?才能?お金ですか?

そのくらいのレベルになるとなんでもできるわけです。その人が来てくれたのは、我々がやっていることは大きなインパクトがあると思ってくれたからです。

彼が入ることでそのポテンシャルを実現することができると思ってくれたからです。

やはり社会に対する影響力、意味のあることを成し遂げたいということで、自分たちよりも優秀な人を探そうと考えて、自分たちがよりよい自分になれるような人を採用しようと、人としては、全力を尽くせるものを常に探していると思うのですね。チャンスを伺っていると思います。

我々も彼にチャンスを与えることができたのだと思います。それで優秀な型を採用することができました。

若い方が多いですね。40歳ぐらいの方が多いです。

次はY Combinatorになりましたが、なぜ、チームを作ってから行ったのでしょう、何を求めていたのでしょうか

企業を大きくして何十億ドルもの企業にするという、たとえばAirBnBは2人から始まって、ホテル業界に変革をもたらすような企業になったと。ですから、私の感覚としては、そういった、すべてを賭けることができるような人を探したいと。もちろん不安もあります。急速に成長すると何千ものスタートアップを成功させた人というのは、我々にとって価値がある方でしたが、期日があったので、毎日仕事にきてホワイトボードにあとデモデーまで何日というミッションがあるわけです、そのために一丸となって団結することができた。それができたのは本当によかった。

YCのジャーニーというのは、企業の中身が変わりましたか?YCは時間の無駄だという人はいませんでしたか?何らかのプロセスなどで変化はあったのでしょうか。

社内社外とあると思います。中では、大きな企業のシャチョなどと話すことができた。外では話せない課題などがありましたが、経験のある方々とお話をすることができました。それは本当に貴重な経験でした。採用の戦略も、新たに10人採用することはやめておこうと思いました。いろいろな社長とお会いしてそういう結論に至ることもできましたし、2018年末まで拡張するために色んなCEOと話をすることができたのはよかったと思います。

6月というのはそんなに前の話ではないですよね、一番の教訓は何だったのでしょうか。カルチャーというのはリーダー、トップの人から作られると思っているのですけど、例えば3つの一番大きく学んだ教訓は何でしょうか。言い換えると、非常に優秀な方がいたとする。もし組織に合わないとしたらどうしますか

社会に適合できない人の集まりだと思っています。ベストな最高に優秀な人を探すのですが、その人達がGoogleFacebookにいないのは、その人達を受け入れるカルチャー、アナキスト共産主義者、そして研究者タイプ、ビジネスタイプもいますが、いろいろな極端な人がいるわけです。その人たち一人ひとりにエンパワーメントして力を与えることが成功の秘訣だと思います。

ミスフィットと行っていますが適合しないのは?一番探しているのは?

自立するということだと思います。9時から5時までサラリーマンとして働く人であってはいけないと。コミットを完全にしてくれる人、そういう人を探すと、CoFounderと私はずっとここで仕事をするわけですから、そして急速に成長して社会に影響を与える仕事をしている、ということに魅力を感じる人は、それなりの素養を持っていると思いますし、その中でベストな人を採用しました。そして今もやめずにいてくれています。

時間もなくなってきましたが、もし若い頃の自分に手紙を送るなら、採用でこうすればよかったなどはありますか

博士号を持った優秀な人達をできるだけ採用するということだと思います。採用の中で重要なのは謙虚でいること、そして、その人達の素質を見抜いて、資質を評価することだと思います。私としては、才能のある人は、カルチャーがきちんとすれば、非常に成功すると思っています。我々の仕事はそれを実現することである。

質問

トークンセルの話をしましたが、どうやってトークンセルをしましたか

私もエンジニアなので、プロジェクトのエンジニアで、Xを成し遂げたければYの人たちを何人採用して実際のコンバージョンがどれくらいかはわかります。それをトークンセールをする時にやらなければんらない。

開始して10日後、需要が計画よりも大幅に大きかったので、トークンセールに入れる人をかなり選択、厳選しなければなりませんでした。 Proof of Careingというのが大変重要だったと思います

チームが、トークンプライスが上がって下がった時、どうやってビジョンを保つことができましたか

トレーディングの時、金融危機の時にトレードをしていましたので、何千万も損することもあったわけですから、その時にできる最善のことはミッションに集中することだと思います。我々も3年間という投資期間がありましたので、長期的な視野がみんなあったと思います。具体的な目標が、90日の目標がありましたので、他のことを考えることはありませんでした。

仮想通貨の中で、尊敬している他の企業はありますか

True Bitは大変尊敬しています。

インターチェーンブリッジを作ってオフチェーンベリフィケーションをしている。多くのデータがオフチェーンで行われています。インテグリティーもあります。

ジェリカという会社も次世代ブロックチェーンを作ってテストネットに載っています。我々もスマートコントラクト言語づくりを手伝っています。

OmiseGoもプラスマ実装を支援していますが、メインストリームの人たちにもブロックチェーンを使ってもらいたいと思います。

アプリケーションの多くは従来の手法を使っていますので。

MakerDaoというプロジェクトも好きですし、安定トークンを提供することが9ヶ月で来ていますので、普通の人が仮想通貨を使えるようにするにはそういうことが必要だと思います。

Ethereum Found も支援しています。