スケーリングやシャーディングの研究開発チームの一員です
Casper、EIPの
Casperと合わせて並行してCryptoEconomicsの観点からShardingを開発しています。
コンセンサスレイヤーからステートを切り離すということを進めていきたいと考えています。
6月にCasperとShardingを一つの統一したプロトコルアップデートにしようという事になりました。
7月に会議がありSerenityの実装があり2週間でだいたいコラボレーションということで30人、40人協力をいただきました。
Serenityは非常に大きなアップデート。コンセンサスプロトコルをPoWからPoSに変更する。
演算能力、高速な
ステートのエンジンを開発している。ネットワークの遅延を解決していこうということでP2Pネットワークの改善を試みている。
P2Pレイヤーを改善して拡張性を担保していこうとしている。
本番環境で利用されている方々たくさんいらっしゃるのでこれを活用しながらスケーリングのアップデートをしていく
Serenityの全体像
PoSのビーコンチェーン、マルチコアのシャーディングを組み合わせる。全体のスループットを確保していく。
4レイヤー、トップがPoSのEthereumチェーン、そこからPoSを提供する、StateRootチェーン、シャードチェーン
重要なのが乱数生成の仕組み。PoSの仕組みの中では、データ自体がランダムなプロセスで作成されていく。
それぞれこれがお互いコリジョンしてマニピュレーションしていく、PoSのメカニズムの中核になっている。
プロトコルのネイティブな部分は我々が作っている。RANDAOというスキームを使っている。
この中で乱数を生成していく。 可能性としてVDFを研究しています。より強力な乱数生成を実現する。まだ研究段階だがVDFを更に組み込むことで乱数生成のランダム性を確保していくことを考えています。エコシステム内でより強力なものを開発する礎になる。
Casper FFGのフレンドリーガジェットも組み合わせていきたい。
ファイナリティを確保することを考えていく。
ビーコンチェーンではバリデーターが作業する中で何をするかというとブロックをプロポーズする。
シャード全体を同期させて全体をリンクさせていく。シャードチェーン全体が連携されていく、これが全体のシステムを支える。
ここで重要な点はシャーディングのコンセンサスのベースになっているということ。バリデータがデータのAvalavilityを検証していく。
EthereumについてはEWASMを実行できます。個別のシャードに存在するものをお互いに通信をして確認をしていく
Beacon→Shard→State Transaction→Improvements
フェーズは層化していくことができる。安定して次の段階に移る。
Implementationについて
8つのチームがこういったプロトコルの作業をしている
いろいろな人をいろいろな言語のエコシステム、世界中の人達が集まってやっている。一つのクライアントがバグが有って非同期になっても他のクライアントがコンセンサスを維持できるメリット’
リサーチチームではPythonのPoCを行っています。
あるチームが担当していてい、これがアーキテクチャになります。クライアントがこういう形になっていく。
右側の白いところが1.0の該当するもの。
メンバーを増やしています。2週間毎にパブリックコールを行っていて、誰でも参加できてコラボレーションできる。
これはWebサイトでフォーラムになっていてリサーチ結果を議論できます。公になっているのでいつでも参加できます。
いつもリサーチャーやP2PのMaster、に入ってもらいたいと思っています。それから経験のあるエンジニア。
もし興味があれば参加してもらえればと思います
ユーザービリティ、セキュリティ、Audit...etc
学生で参加したい人たちにあるアイディアの作業をパートタイムで作業してもらいます、二人日本人の学生が助成金をもらっていると思います。日本人やしていきたいと思っています。ぜひWebサイト見ていただいて、ブログにも情報が出ています。