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UI/UX ブロックチェーンを次の10億人に使われるものにするために #nodetokyo Day1-3

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By Larry Salibra Blockstack ,Benny Giang Co-founder, CryptoKitties , Yutaro Mori Core Contributor, Prysmatic Labs

Mori: 最初に、お越しいただきありがとうございます。 ブロックチェーンのユーザーを起点に話をします。

Larry:ブロックスタックのエンジニアリングパートナー。香港で五年間仕事しています。

Benny:CryptoKitties。多くのスタートアップでも仕事していました。ブランド、IPAブロックチェーンゲームを中心に

Mori:CryptoKitties、内容はわかりやすいと思うが、どのようにゲーム市場がユーザーを増やしていくのか

Benny:ゲームはプラットフォームに適用させていくことがポイント。ZingaがFacebookが始まりだったわけです、そこから新しいグローバルなユーザーを獲得しお父さんお母さんまで獲得していった。お母さんがドラマを見ていた人たちを、コンピューターを使ってファームビルドをし始めた。エンターテイメントという観点で考えると、妹がFacebookをやっていて、こうしたツールを面白いとか、チャットができていいということが両親までユースケースが広がっていった。CryptoKittiesもプラットフォームを中心にEthereumを中心に適用性を高めていこうということです

Mori:ビットコインやEthereumはじゅうぶんに成熟してマスの消費者に対応でき雨量になってきていると思うがそれがバイラルに消費者に広がるとうことですね

Benny:我々は企業として集中していきたいのはエンターテイメントの体験に集中していきたい。 様々なパートナーの信頼を得るのも大事だし、そうした中で慎重には見ているが、ユーザーベースを拡張していくということ、エコシステムをオフチェーンコンポーネント含めて拡張していく。スパムトランズアクションに同対応していくか含めて。エコシステムで対応する必要がある。

Mori:Larryさんの会社ではどのようなプロジェクトをしていますか

Larry:Ethereumとはちょっと違うアプローチです。コントラクトをブロックチェーンに入れてすべてのノードで動かしますが、Blockstackでやっているのは分散化のアプローチを基本的に取っているのでどのように拡張性のあるプラットフォームにするか。ブロックチェーンは非常に高価で遅いデータベースだった。それをどう回避するかが課題。スマホやコンピュータから使っていて、具体的にブロックチェーン以外のものを使うときにサードパーティーの信頼のあるものを使う方法を考えている。ブロックチェーンを使うのは他のユーザーとのやり取りがあるときだけにする。最終的には10万まで拡張する、1つか2つのトランザクションがそこで一つ用なものだけに限定し数百万のトラフィックを作らせない。

Mori:Layer2もおなじ発想だと思う。懸念点として、セキュリティの問題がでないでしょうか

Larry:アプリケーションに依存すると思います。TwitterTweetがある。アプリケーションだと捉えるがこの全てのTweetはユーザーが作っている。どのようなアプリケーションもいかなるユーザーも使えなければいけない。データのプロトコル、複数のアプリケーションが理科できるフォーマットを考えるときにセキュリティの問題が出てくる。

Mori:Twitterはわかりやすい事例だと思う。Ethereumにも同じようなアプリケーションがありますよね。Tweetには支払いが発生しているのではないかと思います。ソーシャルメディアでポスティングして決済している人は居ますか?そんな人はいませんよね。 かなり長期的な反りィーションになるのではないかと思いますし、提案されているものはあるが決定的なものはないのではないかと思う。

Larry:解決は難しい、Twitterいい例、一人の人が何百万人のフォロワーがいて、その人のストレージを読むことはできないのでIndex化する、そのようなサーバーが必要という課題が起きる。1:多のとき、検索しやすい形にしなければいけない

Mori:もう一つお聞きしたいのは、次の10億人の人達に使ってもらうにはよりよいUXの提供が必要。実範的には、サードパーティーのトラストが課題になると思う。Bennyさん、モバイル提供の予定はありますか?

Benny:Androidアプリがあります。iOSもあるがAppStoreにはない。Google, Appleとは密に連携をしていて、トークンやデジタルアイテムの教育もしてきました。ビジネスモデルとしてお互いに良いものを編み出そうとしています。ゲームは3割取られてしまいます(売上を)。クリプトキティーズは1ドルから何十万ドルとレンジがある。そこから30%取られるのは奇妙。そこで複雑になっていくので検討しなければいけない。モバイルは間違いなく大きなものなので検討はしています。お母さんにブロクチェーンのゲームをさせるにはどうしたら良いのか。それから、分散化されたSNSのプライバシーのような。でもお母さんは必ずしもそうしたものを考えているわけではない。もう一つの方、お母さんはモバイルのほうが良いと、要するにそれは検討しています。ブロクチェーンゲームの問題はUXと配信と拡張性にそれぞれ問題がある。どれに取り組むか決めなければいけない。

Larry:モバイルというのは本当に大きな問題で、ブロクチェーンだけでなく、人類全員にとって、AppleGoogleというゲートキーパーがいて、アプリを作って良い、悪いということを決める。そこでは分散化が必要で、最終的には変化が必要。彼らのオペレーションを変えて貰う必要がある。どう影響力を行使するか。 一番いいUXはネイティブアプリだがGateKeeperを使わなければならない。ですがネイティブアプリが何をしているのかわからない問題がある。Private Keyをロシアへ送っているかもしれません。今のソリューションではOSはそれを支えてくれません。サードパーティーデベロッパーがーアプリと世界の間にプロテクションを入れることもできない。

Mori:3つ目のオペレーティングシステムをモバイルに乗せる、それはおおきなチャレンジです。WindowsMobileでやろうとしたけどうまくいきませんでした。

Benny:啓蒙をどうするか、ユーザーの採用、従来FacebookTwitterで広告を売ってきたと思うが、去年色々あってプラットフォームでの広告展開をブロックしました。啓蒙的なものをしようとしても苦戦したわけです。CryptoKittiesは幸いにいろいろなPressで取り上げてもらえましたが。 エコシステムを見ていく必要があります。ブロクチェーンゲームをしてきたいとすれば、我々のように無償で取り上げてもらえることはないと思うので。というわけで配信のところで課題があると思います。

Mori:CryptoKittiesは日本・アジアで利用されていますか

Benny:ーーーー。ゲームは複雑ですし、知らない方のために言うと、猫が居て、新しい猫が出てきて、遺伝子を受け取る。いろんな事ができて、より良いゲームを作っていくというスタンスでもこれは良い

Mori:ユーザーを増やすにはどうしたら良いですか

Larry:ターゲットにマッチするもの、我々は専門家ではないので、プロダクトがどうフィットするか、CryptoKittiesはフィットするかもしれないが、Bitcoin、Ethereum以外の分散化されたアプリでフィットしているものは少ないと思います。 クオリティの高いドキュメントのあるアプリケーションも限定的だと思いますし、素晴らしいアプリもあると思うが、既存のものだったり中央集権的だったりする。エコシステムを作ったり新しいユースケースを作ったり、大きな問題を持った限定的な人たちもいいと思うが、日本を見たときに、プラットフォームの特徴に基づいたアプリケーションを構築して特定のコミュニティの利益になるものを構築していく必要がある。なにかすべての今現在の一元的なものを狙っていく必要はないと思います。

Mori:色々な問題についても伺っていきたい。ブロックチェーンでは解決できない問題がある。

Larry:CryptoKittesはユニーク、これが初めてユーザーがなにか所有できる。お金だけではなくこういった感覚のものを持てる。エンターテイメントでもテクノロジの持っている力を買う徴すること

Benny:日本の皆さんはユニークなカルチャーを持っている。アニメ漫画あるいは着るもの、についてユニークだと思います。具体的にどのようなトークンが意味を持つかを文化を交えて考えることが重要ではないかと思います。トークンを所有することが新しいこと、デジタル通貨を送金できることもあるかもしれませんが、個人として所有することがどのような意味を持つか、自己表現の一部なんですよね、特定の例えば時計をしているとか、靴を履いているとかで自己表現をしようとしている。これは人間の特質だと思います。トークンであれば他のものと違うもの。テクノロジーが進化するとこれが可視化されていく。AR,VRによってトークンが目に見えるものになっていく。どんなトークンを皆さんが持っているかが外からわかるようになり、パーソナリティを表す武器になる。みなさん自身の自己表現のすること、アクセスしたことのないコミュニティとアクセスするツールにもなっていくと思う。ベイエリアやSFと交流があるが、テクノロジーはグローバルなので、世界中の人達の交流できる。Ethereum, Bitcoin, NFT、いろんなものが立ち上がって、コミュニティの人たちとコミュニケーションできる。ニューヨークのビルをトークナイズしていくこと、いろんなものをトークナイズすることが行われています。3600ドルでニューヨークのビルを変えないが、そのうちの0.001 %を所有することはできるわけです。キャッスルペインティングを一部所有することができるわけです。自己表現の延長として、グローバルなコミュニティの1つとして

Larry:これは素晴らしいと思うがコミュニティというのは今の話で一番素晴らしいことだと思います。デジタルコミュニティに参加する、実際にトークンを所有しているんというのは素晴らしいと思う。ですが所有する、キャッスルペインティングや建物を、人々が使いこなすことができるか、そのためには法律を変えていかなくてはいけない。建物は物理的なもので、管理している人がいる。アメリカの連邦政府がそれに同意してくれるのか、法律的な問題も出てくるかもしれませんね。ブロクチェーンの一つの問題、最終的には物理的なものがあり、ブロックチェーンがあり、あいだに信頼する人が居て繋げられる。エネルギーなどに使っていこうという話もある。現実的なものとブロックチェーンの間に必ず弊害がある、カーボン、CO2を管理するときに必ず政府などが出てくる。環境を担当する象徴を無視してそうした事はできない。サプライチェーンをすべてブロックチェーンで置き換えるという人もいるが誤解してはいけない。そこに図らなず信頼する仲介者がいる。ある一つの人達を信頼するということ、これを現実世界と混同してはいけないと思う、デジタルには意味があります、デジタル化することはできるわけです、しかし物理的なものは問題がある

Mori:オラクルの問題ですね。それぞれ我々あ所有者だということになる可能性はあるが、それはデジタルな世界に閉じたものになるということですね

Larry:デジタルライツ、権利。Facebook, google, tensentなどをみるとこれは保護されているといいますよね。私も来年デジタルライツに取り組みます

Benny:コンシューマーエクスペリエンスにフォーカスしていきます。