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[パネルディスカッション]ブロックチェーンの現実世界への適応性 #bbtokyo2018

ブロックチェーンの世界は、今年R&Dの領域から抜け出し、目を見張る進化を遂げています。パネラーの方々が携わる業界やビジネスがよりよくなるために、どのようにブロックチェーンが使われているか、実際の事例をお聞きください。

Moderator: Masa Keith Nakatsu クリス・ツェ(Chris Tse)/Cardstack 創設者兼商品部トップ マーティン・リム(Martin Lim)/Electrify Asia 共同創設者兼COO ホープ・ルイ(Hope Liu)/Eximchain CEO Raphaël Mazet, CEO, Alice Ryan Gittleson, Co-Founder, Virtue Poker

[パネルディスカッション]ブロックチェーンの現実世界への適応性

Moderator: Masa Keith Nakatsu

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クリス・ツェ

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マーティン・リム

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ホープ・ルイ

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Raphaël Mazet

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Ryan Gittleson

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では一つ目の質問

なぜブロックチェーンがあなた方のビジネスに適しており、ユーザーはあなた方の商品を使わなければならないのか

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オンラインポーカーの入出金において中央銀行を信頼しなければならなかったが、Ethereumを使ってその中間を外し、セキュアで安心なポーカーができる

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透明性

寄付のプラットフォームのスキャンダルがありました。私の会社が提供するのはそれに対する透明性をブロックチェーン上で提供します。

スマートコントラクトを使った寄付はセキュアに保管される。チャリティをもっと信頼してもらうためのプラットフォーム。

他にもいろいろなインセンティブがある

データの透明性について質問です。既存DB等色々ありますが何を使っていますか

どのチャリティも良いチャリティならインパクトを図ってデータを持っています。大きな財団はポートフォリオを持っている、統計的にトラッキングしなければならない、ローカルデータベースに保存されているのでシェアされていない。なのでどういうインパクトがそのチャリティにあるのか、データがローカルDBに隠されており透明性がなかった。

そういうサイロに情報がたまったままだったのが、様々な業界でシェアできるのが私のプラットフォームの強みです

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サプライチェーンは5兆ドルほどの収入源を失いました。ものを買ったらサプライチェーンから物が来るわけですから。

今は何にフォーカスしているかというと中小企業の信用性、中間業者を通してサプライチェーンに商品を載せている、底に注目しているのが私達

金融貿易ギャップを埋めるのが私達。 中央型エージェントはきちんと機能していないわけです。中国でもそうです。中小企業が4千万社あり、サービスがなかなか受けられない状況にある。信頼の内藤居っくの規制がかかっていないブロックチェーンを使うしかほかならない。

銀行も、業者も、そうしたところを使わざるを得ない、我々の商品は底に信用を発生させる。中間業者に頼って信頼すべきところを教えてもらわなければならない、それを解消する。

そこには大きな事業チャンスが生まれていますね

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電力小売をやっています。電力をユーザーに安価で届けるのが我々の商品です。プラットフォーム設計の際にどのようにスマートコントラクトを活用するか悩みました。

こういうことに関しては日本にいる業者ともディスカッションを進めています。ここ数年で開発も加速します。インセンティブも増えてきています。つまりエネルギー分野においてはということです。ソーラー会社はブロックチェーンの活用を考えている。どう消費者に届けるか。まだ高めですが、ここ10年20年は高かったがスマートコント楽をと使ってコストダウンを狙う。

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一つのDappを使ってようやく一つのトランザクションがつかめるが、それはそれで良いですが、憶測のフェーズ、投資のフェーズでは良いかもしれませんが、iOSアプリとかを業界に導入するにはもっと時間がかかると思っている。現在あるアプリと同じぐらい、スマートコントラクトベースのアプリを今後作っていかなければならない。と考えています。

今はあまり業界で連携がありません。プラグインなど様々なものが使われています。一元化、フレームワークなどを一元化しなければなりません。

その他にも、どう組み立てるか。会計システムにどんなトークンが必要かなど考えなければならない。複雑になっていく。我々はそれをどう考えるか。

Ethereumのスマートコントラクトをつかった前払いプリペイドカードを考えている。

中間手数料を取るわけですが、常に中間業者が入るわけではありませんから手数料は安くなるわけです。

スマートコントラクトはそういう問題を解決する、コミュニテイぃをコントロールするフェアなプログラムです。SASExchangeよりよいものになると思っています。

それではネットワークが中退している時の問題も考えなければなりませんが、サービスはどこにフォーカスをあてているのでしょうか、マルチプラットフォーム?ユーザーに良いもの?クロスチェーン?

従来の会計システムでも良いのですが、誰でも使えて透明性のあるものにするためのアブストラクションのプラットフォームを提供しています。マイクロサービスも提供しています。すべてのブロックチェーンの技術が最初から必要なわけではない。DBも使います。そういうことをしながらエコシステム、ビジネススペースを作ろうとしています。

atomic swap についてどう思われていますか

会社にとってはそれが難しい時もあります。技術的に連動していることもありますが、我々が取っているアプローチは、クロスチェーンアプリは、ユーザー、ユーザーエージェントを介して、AIを噛ませてもいいが、ブロックチェーンに適応したプロトコルを作る必要があると思っています。あまり細かいことは気にせずにユーザースペースにとにかく持っていかなければならない、UIを駆使する。そうすることでクライアントの利便性もアップする。

次に2つめの質問にうつりたいです。Payment事例、新しい技術はあなた方にどのように適用されていますか、どのようなハードルがありますか

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私達のサービスではテーブルにジョインした時にトランザクションを発行する。チップカウンターのようにスマートコントラクトがどのようなポーカーブルでギャンブルで起きているかを測定する。初期段階ですべて開発されているわけではないが、チェーン上の取引はある条件でしか進まない。支払い時にスマートコントラクトが生産されるというきちんとした形にしようと開発しているPlasmaも使おうと考えているわけです。

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ガス電力もビジネスモデルに組み込むべきだと思っていますがどうなるかはわかりません。昨年パイロット試験をしましたが、海外チャリティで一般の人から寄付を募りました。5分ほど手続きがかかりました。チャリティは目標があり達成されなくてはなりません。バリデーターによって図られます。イギリスの当局だったわけです。承認が降りればチャリティーに寄付金が降りるモデル。ハイブリッド型のソリューションを作りました。いろいろな(Ethereumとの)同期を取りました。できるだけ早めにしていて、かんぜんにブロックチェーンになっていないが、同期をこれから取っていきたい。いろいろなソリューションを考えていかなければならない。今はハイブリッド

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プラズマは本当に面白い。私たちは独自のブロックチェーンを使っていますが、Plasmaを開発すれば我々のブロックチェーンに統合することができるわけです。オフチェーンのカテゴリに存在していると思う。スケーラビリティの問題も出てくる。オフチェーンもオンチェーンにも課題がある。明日全部払い戻さなければならなくなればスケーラビリティの問題が起きる。クロスチェーンコミュニケーションの中での課題をどうしていくか。企業の信頼性を増していくことはブロックチェーンを使ってできるのか。

二つ目は、諦めることは簡単ですがプライバシーに関わるもの、内部のシステムを使っているわけですから、プロセスに関して、パブリックブロックチェーンの承認が必要で、コミュニケーションが大事である。独自ブロックチェーンだが信頼性のあるものをディストリビューションしていくことを考えている

アドミニストレーションの何処かでswapが起きるということですか

パブリックブロックチェーンでこのような取引があると証明すること、そこで、コンプライアンスの問題もあるので底はプライベートで解決すべき。クロスチェーンコネクティビティの中で今後も我々もやっていきたい

どの方が関わっていますか

Wanchainもそうですし、公共企業もあります。多くの課題についてお話してきましたが、協力しあって、それぞれの仕事の上に協力しながら解決することが必要。全体的にエコシステムを改善していく。そのうえでブロックチェーンのエコシステムが確固たるものになっていく

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デモ、ブロックチェーンのコミュニティ、シェアということをずっと話している。状況が大変急速に進んでいるので、お互いの信頼性を確実にしていかなくてはならない。

できる限り早く小さいトランザクションを行うというものもありますし、我々はエンティティの状況を確実にしていくというもの。決済で3つ全てにトランザクションが入る。トランザクションコストが上がることももある。小さな資金調達になりますのでみなさん困るわけです。ソリューションを開発しながら、見つけていくということが大事。それぞれの中でブロックチェーンの使い方はすべてのアカウントのトランザクションに関わる。粒度の高いデータを使うことも大切。電力は多くの、太陽光からも来ていますよね、底から面白いことがみられました。多くの近代的なことが行われたわけですが従来的なものから新しいものが出てくる。安価になるとそれ自体がパワーになる。アメリカでは持続可能性の高い電力を使おうという動きがありますから、そのような電力源を大切にするという動きがずっとある。

日本のビジネ氏市場を見る中で、2ndレイヤーをやろうとしたら、マーケットと市場に合わせなければならない、オフチェーンも考えられるが、エコシステムが整った状態で、なぜ独自のアプリケーションが必要になるのでしょう

A社がシステムを作りました。ずっと成長を遂げてきました。ずっと市場を考えていたので成長したのですね。パブリックになると誰でもその電力を使えるようになる。ネットワークがインフラ自体を呼び出すので、底には技術がある。全てが集中化され、独自の集積システム、DB、がアーキテクチャにつながっていく。そのような状況が起きているとき、他の企業がそこから電力を買いたいということが起きる。中央集権のシステムを持った企業は底に大きなコストが発生している。シンガポールを見ると大変安価で2、300ドルで電力て今日ができている。システムが業者の数だけあれば誰も買いたくなくなる。コストの面も考えながらやらなければならない

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一点みなさんが忘れているかもしれないことはブロックチェーンはオンラインであること。

分散と中央集権の話を良くしましが、何が最もイノベーティブだったのか、それはGPUだと思います。アプリケーションや一度メモリに入った分析

だれがその市場を締めているのか。GPUの100%の展開を見ていった時に、マイニングの次に来るもの、セカンドレイヤーのあとに来るのは何かを考えた時、GPUがそこにあると考えた時、つながっていく

GPUのデータ分析があって、ガバナンスがあって、トランザクションの量はいろいろある。その上に解決していく必要がある。クラウドの中央集権とも見比べてどのようなものを提供できるのか、より良くするのは何なのか考えるべき、新しい領域の研究を協力して進められると思っている。

経済的な状況を見ていくと課題がある。透明性も、トランザクションの全体像も、そこの中で何をしなければならない点だと思いますか

Ethereumのチェーンがあって、このようなモデルがありますと。幾つかのチェーンとしてはプライバシーのテクノロジを当てはめてやっている。他の重要でないものはやり方を変えたり。密着した体験を使って2ndレイヤー以降に追加ソリューションを足していくことができる。

ソリューションのアーキテクトから考えると、クラウドにあるものを全部分析するが、そこから何を作っているのか。中央集権社会に当てはめた時新しいアイディアがあると思う。

お客様の情報wお他の個人識別データのところに入れるとか、決済の情報にしたり、拡張的なデザインというものがクラウドやシステムのデザインと同様に作っていくことができる。

すべてのイノベーションをみていてって、深いところまで研究を出していく。

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プライバシーは重要である。実際に寄付をしてくださった方の寄付のデータは隠していますよね・チャリティがあるコミュニティに対して良いお子を行いました。しかしバリデーターが記帳できないとなるとコミュニティに寄付が届かなかったということになる

チェーン状に寄付した人の名前が残ることに取り組んだり、大学研究員と、データを暗号化したり。中央ストレージに入れるものもあったりなど、研究を重ねている。

OSSとしてまだまだ開発余地があり、資金調達経緯としてお互いに見ていくてんだと思っている

ICOをやってらっしゃる?やってらっしゃった?

プラントしてはあります。

ICOも話題になっています、トークンのスケーラビリティも話題になっていることですが?

株による資金調達を考えているが、ICOも考えている。トークンをICOに対してバランスシートをどうするかという課題があると思います。

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キャンディクラッシュを使っているのと似ている、サロンに事前支払いするのと似ている。実際にビジネスをしている人に分配されることが大切だと思う。トークンはサービスの手数料になるわけですから。

ステークホルダーの循環性、サプライチェーン経済の循環性がかかっている、トークンを発行すると彼らからお金が入ってくるわけですから

実際には投資をしていることになる。キャンディクラッシュのポイントは買ってからの見返りは期待しない。

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トークンを2013年に発行したが、コミュニティに公平なものとして出していこうと思います。2/3の量?がまず発行された。まだ見返りはそんなに無いわけですが、みなさん公平に同じレートでと考えていました。大量消費の市場を考えた時に、購入したものをすぐ捨てられることも考えられますので、何名家から質問やお電話を受けました。みなさん見返りの話をされるわけですが、全て内部的にはつながっているわけです。本当にそれはコンポーネントがどうなっているかということだけ。成長させようとした時、ICOしたところはまったくの新しいところ。我々も小さい会社。企業を作っていくためにまず立ち上げて、順番にやっていった上で売上を作っていく。トークンを利用してということが大切です。トークンおシステム内での振る舞い、が需要と供給からできている

トークンの保持者、所有権も関わってますよね

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ここまでの3年間をみてきたときにユーティリィティトークンが多く見られてきました。

そこで大切なことは伝統的な経済に関わるわけです。補助的に伝統的なやり方での測定や寄付も行われているわけですから。

トークンはスキャムになる可能性もあるわけです。トークンでサービスを使う、それがユーティリティのとしての価値だと思います。