By Kensaku Shimada CTO, AltPlus , Hitoshi Kakizawa Business Development, Omise , Yusuke Enomoto CTO, LayerX , Kazumi Hirose Prince of Deployment, Microsoft Japan
広瀬:マイクロソフトのブロックチェーン周りの3,4例、国内状況の紹介。Azure技術専門家をやっている。デプロイ王子、3年前からブロックチェーン担当。イングラ、プログラマ、光ファイバーもつなぐ。日本マイクロソフトでは3年前の実証実験からブロックチェーンを担当。一番案件をこなしている。
榎本:ボンバーマンのアイコンでLayerXのCTOしています。ブロックチェーンのテクノロジにかけている会社です。新規事業開発が得意としている。GunosyやDeNAで立ち上げやってきた。ブロックチェーンをGunosyで立ち上げて、8月にLayerXとして子会社・事業がしました。ボンバーマン、2年棒に振るぐらい極めてすごく上手いです。
Gunosy子会社かつAnyPay子会社のジョイント。Gunosyは技術や、blockchain.tokyoのコミュニティづくりとか。AnyPayはビジネスサイドが得意としていて、合わさるとうまくいくよねという組み合わせです。
柿澤:OmiseGoというグローバルブロックチェーンベンチャーの日本の事業開発マネージャーです。質問あれば答えられます。ブロックチェーン会計士でやってます。悪いこと出来ないようになっています。IPOたくさんやったので得意です。
金融インフラをB2Bで提供する会社でやっています。決済、福利厚生ポイント、ブロックチェーンを使って新しいことをしたい会社さんは声かけてください。 会計士をやっていたが人生をハードフォークしてブロックチェーン会計士になった。
嶋田:ライブドアという悪名高い会社にいまして、それを生かしてブロックチェーン業界に来ました。オルトプラスCTOでR&Dを担当しておりブロックチェーンの研究とかをしています。
基本的にはソシャゲ会社。ゲームで使うノウハウをブロックチェーンで動くなにかに載せたりしてやっている。
ゲーム以外のR&Dもやっている。
私が直接見ているのはR&Dで社内ベンチャーとして新しいプロダクトを作っている。
広瀬:現在の状況を踏まえてお話させていただければ。Azureご存知の方、ある程度認知度出てきて嬉しいです。世界54リージョン、自社回線で結んでいる、世界3往復半ぐらい
エンタープライズのお客さんが多い。3年前からブロックチェーンas a Service適用している。
もともとは、3年半ぐらい前にニューヨークからスタート。スタートアップもエンプラも両方やっている。関西電力さんや、他にも言えないけど大手がたくさんやっている。座組を組んでみんなでやろうぜというモデルを作ってテクニカルアドバイズなど。
テンプレートが用意されています。
目的に合わせて適切に使って実証実験するしプロダクションに持っていく。
エンプラではトレーサビリティしたい話は多い。
API叩くだけでトレーサビリティ実現できる、デプロイが楽。あとはDapp作ろうぜとすぐできる。
鍵管理どうするか、コントラクトに対して誰がコントロールできるかのロール管理など、を吸収したりしている。
サーバーレス連携でワークフローを決めて勝手にコントラクトつないだり汎用機をつないだりGoogleDriveからハッシュとってきてとかを用意しています。開発キット、丸3年の歴史がある。
。。。と言う感じですが、マイクロソフトにやってほしいことあります?
榎本:ちょっと前まで知らなくて、世界でリアルに使われているものを作られているのはすごいなと思っている。こうした開発支援はエンジニアにリアルに聞いてくるのかなと思っている。チーム、社内、他のお客さん巻き込んで一緒に運用していきましょうとかになるとハードル高くなっていく。パッケージとして提供されると楽ですよね。
柿澤:一社一社個別開発だと大変なので、SaaS使うとか流行ってくれると助かるのでそこは期待しているところ
嶋田:マイクロソフトさんなのでご経験もあると思う。うちのエンジニアがやり始めたとき、わーい動いたのところから、それなりのノウハウが必要で、そこでいろんなノウハウをお持ちのマイクロソフトさんにはお世話になっています。
広瀬:3年ぐらいブロックチェーンとのインテグレーションやってくださるお客さんとやっている。ブロックチェーンやってるのご存知だった方、あ、知られてないんですよね。驚くほど。では事例に入っていきます。
SWIFTと協業して2,3年前から国際金融業界では発表があって、国際送金やっていこうというのやっています。
NASDAQと各社をつなぐ取り組み、ブロックチェーンでつなぐ
事例は世界中にいろいろある。100事例はあるが身近なところでは
マイルをブロックチェーンで管理して小売と共有してコンビニでマイル払い、旅行テクノロジベンチャーのアマデウスと連携。
ヨーロッパでもスターアライアンスとか、アマデウスがしかけて動いているらしいです。
特殊QRでラベルを剥がすと壊れる。
トラッキング中に偽造薬品に入れ替えたりと言った問題が起きている中で真正性に使える
危険契約を通るときに、保険会社とその場でダイナミックに保険契約を結ぶ。開運保険会社もこぞって参入中。
Q: スマートコントラクト活用事例があれば教えてください
広瀬:Ethereum PoAとかを使っている。軍事機密系はPoWを使う、耐改ざん性重視。
柿澤:どのへんでコントラクト使って、何が肝でしょう。
広瀬:マイルはユーザーインタラクションそのものが自動化。3Mは製薬会社がラベル作る、運ぶ、倉庫、それぞれプレーヤーが別々で入っていて、運んだら約束事として記録。冷蔵保存の記録としてIoTセンサーからの記録とか。
榎本:PoC超えてリアルに使えるものが出てきているのすごいなと思う。PoCで終わるものとの差分は何なのか
広瀬:Maerskは最大なんで、その立場を使っている。みんなが追従せざるを得ない、イノベーティブなことを率先してやった。
3Mはラベル売ってる会社なので、自分の作っているQRが売れるという自分の利益との合致。
各社国内ん状況をお聞きしたい
嶋田:グローバルな話から国内の話に急になりますが、社内通貨を発行できるプラットフォーム
うちの会社通貨発行しているんだぜという効果があります。
JOYという通貨を発行していて出社するとポイントがもらえる。キャンディー効果、ご褒美もらえると作業が心地よくできるというもの。レポート提出などちょっとした作業をするともらえたり、帰りに提携店でビールが飲めたり。
会社からなにかすると良いよみたいなのは、エンジニア連れてきたらとか、プレスリリースシェアしたらとか、
なんとなくゲームみたいな感じ。効能で言うとなんとなく溜まっていく。結果が出る前に効果が出ている気持ちになれる。
女性社員は2万とかためている。男性社員はすぐ使っちゃう。
SlackやChatで送ることができる。
キャラクターが挨拶しながらポイントを食える。実験段階では新垣結衣というキャラクターだったが、いまはJOYくん。権利上の問題で。あと女性社員から圧倒的非難を受けて。
広瀬:NPC使うのはやはりゲーム会社らしい
嶋田:NPCや社内通貨を通して習慣化させるということを狙っています。
弁当コンビニなど社内でも使える。
やってみたら外とのつなぎ目が重要。
決済ぽいことをしようとすると各方面に怒られないクオリティが必要。
現実世界で使うの超大変みたいな感じで、Layer真っ二つに分けて、最初はOSS、HyperLedger Irohaとか使っていたが、だんだん違うものになってきた。
広瀬:LayerXさん、言えないこといっぱいあるけど一緒にやってるよね
榎本:ブロックチェーン研究するチームと、応用するために相性よい領域や悪い領域を見極めて導入していく、みたいなことをしている。
広瀬:コード監査してほしいお客さんいっぱいいる。Azure使ってもらいながら案件一緒にご一緒しているのですが、どの辺りでやっているとか、いえるのあるかな
榎本:金融系は相性がいい。不動産の証券化をやっている。二条城とか誰が持っているのかわからない。詐欺が横行している。そこの担保ができたらいい。
コミュニティ運営もやっている。
Vyper使ったPlasma実装などへの取り組みとしてMVP実装したり。
技術ビジネス問わずリサーチして情報を全公開したり。
広瀬:この中で勉強会よく行く人、あ、いらっしゃいますね、面白いのでぜひいらしてください。
ではOmiseGoさん
柿澤:価値交換インフラをB2Bで作っています。自社サービスに決済、ポイントなどを構築できる。
ウォレット、Plasmaの仕組み、DEXの仕組みを作っている。
Ethereumを基盤に使いながら、汎用コンピュータみたいなもんなので、その上に決済、価値交換の高速道路のようなものを作って、その上にツールを提供している。企業さんはまたその上にサービスを載せて、この仕組を使っていただく。
既存のクレジットカード決済などの仕組みではなく、ブロックチェーンとトークンを利用した新しい仕組み。
どんなところがメインかと言うと、決済アプリやゲーム内決済・コイン、インセンティブポイントやロイヤリティみたいな、オルトプラスさんがやられていたことを社内内部でやるときに利用できるバックエンドになるもの
広瀬:相対取引でも利用できるし良いですね
柿澤:不動産取引も応用先としてみています。
広瀬:得意なところと大きなSIを場合によっては巻き込んで、ベンチャーだとどうしても小規模なこともあって大きな要件定義書核の大変なのでそれはSIさんにやってもらうとかやりますね、
展開テンプレート以外にAPI実装されたものをマーケットプレイスでノード簡単に建てられるというのもやっている
柿澤:僕らはオープンソースでそういうことしているので、SIさんと組んだり、採用したい企業さんと一緒にやっていきたいと思っているので、関心あれば来ていただきたい
榎本:言い忘れていた、フォーマルベリフィケーション、テストコードを書くのではなくて理論的、数学的にバブがないことを証明するという技術があり、それがAuditの文脈で重視されている。zkSNARKSなど匿名化で注目されていた技術がスケーリングで、オフチェーンでしっかり処理しましたよとか、このトークンはバグがありませんよということをトラストレスに担保するような仕組みとかオモシロイと思っていて、ブロックチェーンのhttpsとよんでいるが、こうした性質が満たされていると言えたらおもしろいねなどと、一つ一つ研究したりしています。
広瀬:最後に、宣伝めいてしまうが、マイクロソフトはずっとスタートアップ支援をしている。協力して、成長して、最後にマイクロソフトに買ってくれというエコシステムが出来たりしている。パブリッククラウドでテンプレートを出している、物作りましたというときに、プレスとかマーケティングのアドバイスや、課題を解決したりとか、大手の紹介などをしている。こういう会社さん居るが興味ないか、一緒に事業進めてみないかなどと言ったことをしてきた。
世界中でいつも投資している。世界で成長して、場合によってはバイアウトするところもあるし、事業継続しているところもある。関節支援を続けていたが最終的に買収した例がGithub
ブロックチェーンテクノロジに関してもテンプレにして作らないといけないものに集中する。大抵のものが3ヶ月未満で開発されている。スタートアップでも短期間で開発しないといけないのでインフラやノードを展開している場合ではない。お近くにマイクロソフト社員が、何人か来ているので話してください。良いスタートアップないかの紹介の相談は僕のところへ、大企業さんで組んでやってくれるところ探しているところも。
榎本:実際サクッと環境作れるのでエンジニアの方とか試してみると良いと思います。