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パネル:日本のテック企業のブロックチェーンに対する取り組み #nodetokyo Day2-8

By Hironao Kunimitsu CEO, gumi , Hirofumi Aoki Metaps / Metaps Crypto Gateway , Junya Hirano Co-Founder, HashHub / Founder, d10n Lab

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Hironao:Metapsの佐藤さんは

Hirofumi: 会長になってもっと自由に...

Hironao:これからブロックチェーンやりたい企業の社長はみんな会長になっていくんじゃないかという予想です

Junyaブロックチェーン関連のプロジェクトをご紹介いただきたい

Hirofumi:日中韓中心にグローバルに展開し、韓国に取引所を持っていたり、デジタル・アセット周りでブロックチェーンゲーム、キャラクターマーケットプレイスなどを展開予定

Hironao:GumiCryptosというファンドをやっている。投資するだけだと何なので、JapanEntryして日本の取引所に乗るところまでのサポート。そういうの必要な方いらしたらい、松原まで言ってください。あと独自プロジェクト、フィナンシェというのをやっていて、年内か年明けに日本ローンチ予定。モバイルゲーム、モバイル動画、去年からCrypto。これでもかと言うほどややこしい。技術周りでややこしいのと、トークンの設計も、アジャイル出来ないスマートコントラクトも、法務財務とかも必要になる。監査法人との果てしない調整とか。メタップスの佐藤くんはそれが嫌になって辞めた、いや辞めてないですよ、90%嘘なんで軽く流してください、すごくめんどくさい調整がとにかく入る。僕らも会計と弁護士確認で3か4000万ぐらいお金がかかっている。ファンドとジャパンエントリー業務と、フィナンシェプロジェクトの2本軸です。

Junya:他で事業ある会社がどれくらいの予算、メンバー、時間軸でとりくまれているのか

Hirofumi:時間軸はコンシューマー向けは数年規模かなと思っています。スケーリングなどがボトルネック。たとえばEthereumの開発者の議論とかを聞いていてもまだまだ1年2年さきということなので、アプリケーション乗るのは数年先と思っている。人数規模ではグローバルを足すと数十人以上の規模で動いている。開発要員もそうだが規制や会計などやらないといけないことがすごく多いので多角的に事業を見る必要がある。スキルセットがいろいろ必要で人員が必要、で多くの規模のお金も必要。

Hironao:Dappsゲームは?

Hirofumi:20人規模、

Hironao:Dappsで20人?

Junya:猫は50人だけど

Hironao:ゲーム経験ないから見積もりできないんじゃないかな

Hirofumi:法務とかも足してです、モバイルゲームノカタチで基本的に遊べるもんを開発しているので、CryptoKitteisのように、ゲーム要素がないものと比べるといろいろ

Hironao:12人と投資とJapanEntryで合わせて20人ぐらい。法律含めてコロコロ変わっていくのでキャッチアップが居るし、何につけても重要

僕と平野くんのブロックチェーンとマーケットがどうなっているかをぜひ記録しておいていただいて、酒の肴に

IVSというIT企業経営者の集まりがあって去年11か12月にGunosyとか木村真二さんとQUOINE、マスジマ先生、とかだったが、年末ビットコイン価格はいくらか、でテンサイキムラシンジが400万円、僕は実際1000万ぐらい行くと思うけどねとか、マスジマ先生だけバブルだから崩壊といった。予想すると笑われる業界だけどやっていこうじゃないですか

Junya:モデレーターのはずだったんだけど、今日。。。

Hironao:めちゃくちゃこれから来ると思っています、ITバブルも、何の身もなく上がって、柔軟年経って倍以上戻ってきたのが現状。GoogleFacebookもITバブルの焼け野原から出てきた。今年の前半とかはうんこみたいなのばっかり、WhitePaperも事業計画したことがないやつが書いてる。いまはまっとうなチームでまっとうなプロジェクトで打ち込んでいるので、投機からスタートアップに来た、期待値が膨らんでいると思っている。

僕の予想、ここから4フェーズで世の中を変えていく。 まず今のフェーズはツンドラフェーズ。ここに居るみなさん暴落に慣れてきたと思うが、ここからの復活、これはSECの規制問題がある程度はっきりしてきてカストディとかが整って機関投資家がお金を出せるようになるフェーズ、ETFなどが象徴になるかもしれないが。僕らのファンドは銀行が運良くLPに出してくれているけど、海外ファンドもほとんどが金持ちの金を預かっているようなところで、ちゃんとした機関投資家が入れてない。SECがしっかり答えを出して入ってこられるようになるというところがまず。これが半年で来る。

それから開発のところ、メインチェーンもサイドチェーンも含めてある程度スケーリングが整って一般ユーザーが使えるアプリケーションが出てくるまでが第二フェーズ。それまでに出てくるのが、Decentralizedでまともなもの作れないというがっかりフェーズがある。

その第三フェーズにGAFAやアリババBaiduテンセントが出てくる、ネット王手がコントロールするブロックチェーンが出てくる。iPhoneAndroidにディープインテグレートされたものが出てきて、一般のユーザーに届くブロックチェーン花盛がやってくる。

そこでマルタとかでDecentralized原理主義者が延々と開発を進めて、10年ぐらい進めたところで、その人達の思いや努力が、DecentralizedだけどCentralizedと変わらず動くみたいなのが来る。

底までの間に、世間の空気感的にCentralizedだめだ空気感。作ってて思ったのはユーザーからすると関係ない。CentralizedとDecentralizedはどちらでも一緒、エンドユーザーからするとDecentralizedは頑張ってもCentralizedと同じ程度の利便性。そこで重要になるのが空気感。いまプラスティック製ストローが世界からなくなりつつある。環境に悪いも何も、飲んでる下の方のほうがデカイやん、紙に変えたらその分伐採するやんみたいな。GAFAがセントライズしているのは悪い、みたいな空気感が来たときに、Decentralizedが花びら居てという感じの、第四フェーズ。

第一ツンドラ抜け出すまで、Dapps出てきて使い物にならないで落ちる、その間にGAFAがCentralizedで出してくて黄金自体、7から10年後ぐらいにしっかり動くやつが出てきて世の中を変えていくどうだ。

Junya:あと15分ぐらいしか無いので、それを言い訳に逃げたいのですが、これに対してHirofumiさん意見あれば

Hirofumi:まず第一、第二フェーズあたりで企業としてどういう視点で動いていかないといけないかというのがあると思っている。技術の成熟度で今できることはかなり限られていて、開発されている方はわかると思うが、処理性能やユーザービリティとか。ブロックチェーンにガンガン記録してアプリを動かすのはまだまだ難しい。本当にブロックチェーンつかって記録する日強ぐああるのは何かって、直近は必要だと思っています。そういった点でデジタル・アセットにフォーカスしている。ゲームロジックまで載せちゃうと、そこは厳しい。なのでまず最小限キャラクターの所有権を記録して使っていく。そこを直近フォーカス領域にしている。 技術成熟度を見ながら事業でできることを考えていくのが業界発展に必要かなと思う。

Hironao:理念から入る方なのでDecentralized原理主義者寄りなのだが、壮大に挑戦したが時間の無駄だった。全く動かない。みんなが言っているスケーリングは当面無理。そういった意味で実際、ここももう一個Junyaと意見が別れているFatProtocolなんて分けないだろというのがあるが、エンドユーザーの体験価値が重要。OSなんて誰も気にしない。ブラウザなんて何が入っているかなんて誰も気にしない。ユーザー指向が重要。できる限り最小限をブロックチェーンでやるし、それ以外はオフチェーンというのが、アセット管理とかオンチェーンとかで透明性とかが重要だが、それ以外はオフチェーンに寄せるのが、この1年2年ぐらいは解じゃないか。Metamask絶対使うものしんどい 。全部をオンチェーンやDecentralizedは非現実的だから折衷案をどうやって行くかが重要

Junya:お二方はどちらもゲームにフォーカスされているのでそういったところで聞きたいが、アセットが個人の持ち物になってそれがトレーダブルになるよねというのがあると思うが、他に体験が変わる部分があれば教えてください

Hirofumi:今見えている部分はアセットを所有する部分を起点に構築される体験が大きいと思っている。まだまだ出てくる可能性はあると思うが。自分のものとして保有できると二次流通とかで交換しやすくなるし、交換することでアセットとしての捉え方が大きくできるようになってくると思います。ゲームの中で育ったキャラクターを他の人に売るとか、アセットとしてゲームキャラクターの価値を高めるとか、そこで生まれる新しい体験が大きいかなと思います。

Hironao:インセンティブモデルが極めて面白いところかと思っている。ビットコインとかが自律的に動くネットワークというのの、マイナーが利己的な利益で動くことで信頼性が担保されるみたいな、P2P、DecentralizedなBittrent的なストレージ管理みたいなのが出てきているのも、利益のためにネットワークに貢献しているのが大事。EthereumもOSSの一つみたいな。でもLinuxとかと違うのは、Linuxコアコミッターで大金持ちになった人は居ない。Ethereum初期の人たちはほぼ全員が大金持ちになっている。みんな信じてやっているからトークンを持って、開発できる人は開発して宣伝できる人は宣伝して、結果それで大きくなっていくというのが今までのOSSインセンティブ外ついたのが大きな違いかなと思う。日本だとNEMとかがうまくやっている。この部分がすごく面白くて、ゲームの中のゲームマスターが居たとして、クランを広げていくのが、ただランキングを競うとかだったが、独自トークンがあって、クランの勢力が大きくなるとトークンの価値が増えるみたいなのがうまく組み合わさると、NFTでアセットバリュー持つのと、コミュニティ運営みたいな側面も出てくる、これが2年内。ここから5年ぐらいになっていくとDecentralizedなゲームワールドが重要。ゲーム会社が辞めても続いていく、ハードフォークしてしまって別で続いていったりもある。Decentralizedなゲームワールドが目指していく形かなと思う

Junya:最後の異質問。Gumiとmetapsで半年ぐらいで目指すターゲットポイント

Hirofumi:半年後で言えば直近で開発しているブロックチェーンゲームとデジタル・アセットマーケットプレイスを極力リテラシーの低い人でも使えるように提供して、フィードバックを検証していきたい。半年で言うと、フィードバックを踏まえて次の方向性が見えるぐらいかなと思う

Hironao:投資事業はしっかりやりつつ、日本の取引所で新しいトークンが上場できる状況を取り戻さないといけない。取引所とも連携してやっていきたい。独自サービスのフィナンシェ、一言で言うとValueとかTimebaknが超進化したもの。1ヶ月以内に発表があるともうので、出てきたら試していただけたら。世の中がビビると思います。天才がいるんだなぁって衝撃に駆られると思います。

Junya:動画で残しておきたいですね。Hirofumiさん告知があれば

Hirofumi:今の話で出てきたとおり、ブロックチェーンゲーム、ディグスター?リリース予定ですので、ゲームが好きな方ぜひ触ってください。マーケットプレイスも早ければ年内、か来年頭ぐらいにリリース予定ですので、そちらもぜひぜひ触ってみてください。

Junya:負けないようにドヤらなくていいですか?

Hirofumi:ただのデジタル・アセットマーケットプレイスではなくて、ゲームならではの世界観を作っていきたい、ゲームデベロッパーの方と一緒に作っていくので、期待して触っていただけると