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ブロックチェーンのおさらいと最新動向(軽く) #BCJ2020

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ブロックチェーンを構成する主な技術

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デジタル署名

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秘密鍵と公開鍵を理解する必要がある。

秘密鍵は書く内容によって色が変わる一人一つしか持っていない特殊なインク

公開鍵は署名された筆跡がどのインク化判別できる薬品

誰が署名したかがわかる、署名が改ざんされていないかがわかる。

P2Pネットワークはリーダーがいないネットワーク

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多数決では悪意のあるコンピュータが大量参入して投票を操作する。シビルアタックと呼ばれる。

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それを避けるためにいろいろな方法がある。

ビットコインやEthereumはPoW。計算力があるほど投票権を得られる。

CosmosやPolkadotなどはPoS。指定の暗合資産を持っているほど投票権を得られる。

何れにせよコストがかかる。そうすることでネットワークの則りを防ぐ。

多数決をどう実装するか?

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ビットコインはナカモトコンセンサス。ネットワークが巻き戻される確率が0に近い。

PoSブロックチェーンでは決定的ファイナリティを持つアルゴリズムが多い。TendermintやGRANDPAなど。

インセンティブ設計

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分散型DBとは異なる点。ネットワークの維持検証に貢献した人に暗合資産を分配する。 分配も文献的に行われる。リーダー扶養で自立するネットワークが出来上がる。

最新動向や用語

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ブロック:決められた時間内の取引をまとめたデータ。ブロックをチェーン状に連結していうのでブロックチェーン

トークン:ブロックチェーンの中で残高が管理されるもの。暗合資産もブロックチェーン上のトークン

バリデーション:ブロックが改ざんされていないか検証、ブロックをチェーン状に連結する作業

Decentralized Finance:暗号資産を貸し借りしたり、流動性を供給したり優先劣後構造の証券化のようなことをしたりして暗号資産で報酬を得るエコシステムの総称

スマートコントラクト

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最新動向ではないが重要な用語

プログラムをブロックチェーンに書き込みその実行家かもブロックチェーンに書き込む仕組み。

オラクル

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ブロックチェーン上にない情報はスマートコントラクトから使えない。外部情報を内部化する必要がある。

投票によって正しい情報を取り込むのがオラクル。

インターオペラビリティ

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異なるブロックチェーンのトークンを別のブロックチェーンでも利用できるようにする仕組み。

双方向ペッグ方式とマージバリデーション方式がある。

双方向:片方で凍結してもう片方で生成する

マージ:2つのチェーンを小チェーンとしてバリデーションを一緒にやる

レイヤー2スケーラビリティソリューション

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ブロックチェーンは処理できる量に限界がある

その解決策をLayer2を使って解決する。

LightningNetworkはBitcoinのLayer2。ビットコインを送受信するデジタル署名を交換するがブロックチェーンには後日書き込む。一括で書き込む分だけに処理を削減できる。

PlasmaはEthereumなどのスマートコントラクトプラットフォームで利用できるLayer2。小チェーンを作って強権的なプライベートチェーンを作るが罰則を作って監視することで管理者が不正を行う動機を削ぐ。

先程のインターオペラビリティもスケーラビリティソリューションに含まれる。

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