自分たちで作ったプロダクトを実際に自分たちで利用することで改善していくことをドッグフーディングと呼びます。ドッグフーディングはより良いアプリを作るための非常に重要なアクションですが、社内であってもプロトタイプ版のアプリをただ配るだけでは利用してもらえません。社員といえどプロトタイプ版のアプリのフィードバック作業は面倒なものなのです。本トークではフィードバックの面倒の壁を取り除き、より多くのフィードバックを集めることでアプリの改善を突き進める方法をお話します。
ドッグフーディングしやすい環境を整える



9割近くがご存知で嬉しいです


6割ぐらいですね
ずっとやってる人
1割2割に減りました

いかに続けるかの事例をご紹介します

きっかけ

Yahoo!Japan は社員が多いので沢山フィードバックが返ってくることを期待、ところが




この4つを改善して沢山のフィードバックを得られた
アプリの利用依頼

どんなメリットが有るかわからないとなかなかやらない。通常業務時間外にやるし。

依頼の仕方の工夫が必要。


アプリのDL
問答無用でEnterpriseでやる!社員のデバイスなら登録無しで配布できる。

上書きされるのも嫌


データ消えるのは嫌だ。2388日育てたまりもを消すなんて!BundleIdentifierを買えましょう。


フィードバック作成
鬼門


やめてしまう理由が沢山あるポイント。
楽にできる仕組みを用意しよう。

右上にレポートボタンがあって、レポートフォームが出てくる。

送信先は?

モダンYahoo!Messenger!Yahoo!Messengerは死んでない、社内で生き続けているんですね。

社員も一般ユーザーとみなして何とかする。
プライバシー配慮


Yahoo!知恵袋で自分が質問していることがバレたりする。その抵抗をなくす。


結果
Before

After

多くなりすぎてどう集計するかという問題も出たが。。

フィードバックだけじゃない。


議論が活発になって、なんとかしようとチームの姿勢も変化する。改善に前のめりに。
トップダウンで良くなかったとか、本質的な議論も行われるように。
おまけ

まとめ

Q&A
IDのマスキングが有りましたが、商品を見られたくないとかそういった希望はありませんでしたか
手作業でマスキングする機能の検討もあったが、それすら面倒という人もいて、まず優先してIDを自動マスキングするようにした。画像編集機能の追加で、任意のモザイクを書けたいなどの要望にも答えていけると思っている。
ドックフーディングを周知する方法はどのようにされているのか
全社員にメールで一斉に送っています。普段からフィードバックをよくくれる方にはメッセンジャーで個別メンションを送ってぜひ使ってみてくださいということはしています。毎回楽しみにしているのにメールに気づかなかったと言われる人もおられるので、そういった個別対応もしている。
BundleID変えてテスト版とリリース版を利用してもらう時、両方使ってもらえるんでしょうか
テスト版にしか載っていない機能があるので、それを試してもらうためにテスト版を使ってもらって、試し終わったらリリース版を使ってもらっている。プッシュ通知をテスト版には用意出来ていないので、普段使いはリリース版を使ってもらっている。
テストフライトとかで60日などの期限を設定できると思うが、テストを終了したいタイミングで期限を制限することは可能でしょうか
今のところそういった機能はなくて、期限を設けたくても次のができて再配布するということをして来たので、今のところ期限を設ける必要が無かったです。
まとめ
「Yahoo!iOSエンジニアが語る ドッグフーディングのフィードバックを高める仕組みづくり #iosdc #a」をトゥギャりました。 https://t.co/4KLvai4Zlb
— トゥギャッター開発まとめ (@tg__dev) 2016年8月20日
